事業内容

事業内容について

Sleeper replacement workマクラギ取替作業

マクラギ取替作業

マクラギ取替作業

鉄道の安全を支える、確かな技術と経験

線路の安定性と安全性を支えるうえで、マクラギの定期的な取替作業は欠かせない重要な作業です。当社は、飛騨高山という自然環境の厳しい地域においても、豊富な経験と専門知識を活かし、鉄道インフラを日々守り続けています。

マクラギ取替とは
マクラギはレールを支える基礎部分であり、経年劣化や腐食、車両の通過による負荷で徐々に性能が低下します。安全運行のためには、必要に応じて速やかに取替作業を行うことが求められます。

作業の流れ

  1. 既存マクラギの取り外し
    専用機器や重機を使って古いマクラギを慎重に取り外します。
  2. 新しいマクラギの据え付け・調整
    規格に適合した新しい木のマクラギやコンクリート製のPCマクラギを設置します。
  3. 最終点検と通行確認
    軌道の狂いがないかを確認し、安全が確保された後に列車の運行を再開します。

安全第一・信頼の技術

当社では、現場での安全対策を徹底するとともに、地域に適したメンテナンスを実施し経験豊富な社員が一丸となって作業を進めています。すべては「安全な鉄道を未来へつなぐため」に。

Rail replacement workレールの取替作業

レールの取替作業

レールの取替作業

鉄道の安全と快適さを守る、精密なレール更新工事

鉄道の命ともいえる「レール」は、長年にわたる列車の走行により摩耗や疲労が進みます。特に飛騨高山のような寒暖差の大きい地域では、気温の変化による金属の膨張・収縮も大きく、より高度な保守作業が求められます。
当社では、安全で快適な鉄道輸送を支えるため、レールの取替作業を行い、線路の健全性を確保しています。

レール取り替えの重要性
レールの摩耗やき裂は、列車の走行音の悪化や振動の増加だけでなく、最悪の場合、脱線事故のリスクにもつながります。
そのため、状態に応じて適切なタイミングでの取り替えが必須となります。

作業の主な流れ

  1. 新レールの搬入
    特殊な車両で新しいレールを搬入します。
  2. 古いレールの撤去
    特殊な道具と技術で撤去します。
  3. 新レールの据え付け
    新しいレールを正確な位置に敷設し、継目板でしっかりと接続します。

飛騨高山の環境に合わせた確実な施工

当社は、積雪や凍結、地形の変化が激しい飛騨高山の環境に精通した社員による施工を行い、地域特有の条件を加味した最適な保守作業を実現しています。高精度な技術と豊富な経験を武器に、「安全第一」で作業を進めています。

Crushed stone replacement work道床取替作業

道床取替作業

道床取替作業

線路の“縁の下の力持ち”軌道を支える砕石の更新工事

鉄道の線路下には、「バラスト」と呼ばれる砕石が敷き詰められています。見えにくい存在ながら、列車の荷重を地盤に分散させ、雨水を排水し、振動を吸収するなど、非常に重要な役割を担っています。 当社は、線路の安全と安定性を守っています。

砕石(バラスト)の役割とは?
  • レールやマクラギを安定的に支える
  • 荷重を地盤に分散させる
  • 排水を促進し、道床の水害を防止
  • 雑草の繁茂や地盤沈下の防止
  • 振動の吸収と騒音の軽減

これらの機能が、砕石の摩耗や詰まり、土砂混入などにより損なわれると、線路の変形や通行時の不安定さを引き起こすため、定期的な交換が必要です。

道床取替作業の流れ

  1. 既存砕石の除去
    特殊な重機械により、マクラギの間や下に詰まった古い砕石を丁寧に撤去します。
  2. 新砕石の搬入とつき固め
    粒径や質を管理された砕石を搬入し、均一に敷き詰めていきます。
  3. 軌道整備・仕上げ作業
    専用機械で軌道の高さや方向を調整し、全体を締固めて安定させます。
  4. 最終点検と安全確認
    レールやマクラギの傾き・沈下を再確認し、安全が確保されたのちに列車の通行を再開します。

地元環境に合わせた施工ノウハウ

飛騨高山地域は、積雪・凍結・急勾配など、厳しい自然環境にさらされています。
当社では、高度な敷設技術により、耐久性の高い線路環境を構築しています。

見えない部分こそ、確かな技術で

安全で快適な鉄道輸送を守るため、当社は地道な作業にも誇りを持ち、未来の鉄道インフラを支えています。

Line maintenance work路線保守作業

路線保守作業

路線保守作業

地域の足を支える使命 鉄道インフラの安全と信頼を守る保守作業

飛騨高山のような観光目的や通勤・通学で利用される鉄道の安全を維持するためには、定期的かつ的確な「路線保守作業」が欠かせません。
当社は、線路・設備の異常を未然に防ぐため、劣化部の補修や交換、災害時の応急対応まで、あらゆる場面で現場と向き合い、地域の安心と鉄道の安全を支えています。

路線保守作業とは?

線路・構造物・設備全体を対象に、安全な運行を維持するために行う点検・修繕・清掃・交換などの総合的な保守業務です。

  • レール・マクラギ・砕石の交換
  • 線路の高さや方向の修正(軌道整備)
  • 線路周辺の草刈りや排水路の整備
  • 落石・土砂災害の復旧対応

日々の積み重ねが「安全な鉄道」につながる

派手さはないかもしれませんが、私たちが行っている一つひとつの保守作業が、安全な鉄道運行の土台となっています。
四季の中で鉄道を支え続ける、それが私たちの誇りです。

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